推定無罪 

推定無罪 [DVD]推定無罪 [DVD]
(2000/04/21)
ハリソン・フォードブライアン・デネヒー

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推定無罪(すいていむざい)は「何人も有罪と宣告されるまでは無罪と推定される」という立証責任の考え方に基づいた近代刑事法の基本原則である。
wikipedia



主人公のハリソン・フォード=ラスティーは、優秀なベテラン検事。彼のかつての浮気相手であるキャロリン・ポルヒーマスが強姦殺人の被害者として発見されるところから映画は始まる。一切の証拠もないまま操作にあたるラスティーだが、ある日なんと彼が犯人として逮捕されてしまう・・・
ラスティー、敏腕弁護士、上司の検事、友人の刑事・・・それぞれの思惑が交差する裁判が幕をあけるが・・・

推理映画なので多くを書けないのがもどかしいが(いつものことだが)、最初から最後の瞬間までしっかりと見て欲しい映画。そうじゃないと、おそらく成立しないからね。
とても静かで重い映画だが、だからこそ深くまで引き込まれます。これはいいものだとおもいます。

メモリー〜殺戮のビジョン〜 

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(2009/10/23)
デニス・ホッパービリー・ゼイン

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脳を刺激する粉を傷ついた指先から摂取してしまった主人公。それからというもの、彼は正体不明の誰かの記憶がフラッシュバックするようになる。その記憶では彼は少女の誘拐犯らしいのだが…
というお話。

ぱっとみるとホラー系サイコ・サスペンスかと思うけど、実際は落ち着いたミステリーものと言えるかもしれない。
とはいえ、犯人の記憶を追体験して真相を暴くという仕掛けなので、正統派からは少し外れているともいえる。とはいえ、謎解きは順当にやっていくのでその辺は正統派とも言える。形容しがたいスタイルだが。ある意味じゃ逃亡者と追跡者のスタイルを新たな形で踏襲した映画かもしれない…が全然関係ないかもしれない。

繰り返しになるが、派手さは無いまでも基本に忠実なつくりの映画だと思うのです。犯人、主人公につづく三人目の記憶の追跡者=観客として、この映画を観ることをおすすめします。

ざっき 

五月中旬からだったとおもうが、とりあえずそこから観た映画については全てここで記事にしている。
スタンスとしてはネタバレなしの感想であり、評論をしているというわけではない。
目的はあくまで「僕が触れた文化への記録」で、メッセージ性のある文章を書こうというものではないのだ。
もしも仮にあるとうれしいのは、これを読んだ誰かにその映画を観る機会が生まれることである。
別にこの記事を読んだらさあお近くのレンタルショップへ!というわけじゃない。お近くのレンタルショップに別件で立ち寄ったときに、たまたまどこかのブログでみたようなタイトルのパッケージをみつけて、なんとはなしにそれをカウンターまでもっていってくれれば、それがぼくにとっては幸いだと思う。

ネタバレ全開にして映画を深く読み解くような記事もやってやれないことはないのだろうが、僕にとっての正解が他の誰かの正解になるとはとても言えないとおもうので、そういうことはしないでおこうとおもう。
あまり関係ないが、国語のテストなんかでも「この文章が伝えたいことはなにか」とか「筆者はどういう気持ちだったか」などという問題は馬鹿馬鹿しいと思う。頭のいい子は「出題者はどういう気持ちだったか」を読み取ってテストに正解するが、筆者がどういう気持ちだったかとはまた別問題だということに気づいている。本当にあまり関係ない話だ。

さてそれで僕が言いたいのはそんなことではなく、このブログではさっきも述べたとおり五月中旬以降に鑑賞した映画は100%記事にしているが、漫画やゲーム、音楽などのほかの文化は必ずしもその限りではないということだ。僕としてはそれら文化に差があるというものではなく、どれもそれぞれ素晴らしいものだとは思うのだが、記事にしているのは映画だけなのである。

例えばぼくはアニメなども観るし、ゲーマーだという自覚もある。ある程度はオタク趣味だし、特に隠しているつもりはない。なのに映画の記事ばかりだとなんだか格好つけているような気がしてきた。
なにより僕が触れた文化への記録などというカッコウ付けたテーマを守れていないわけだ。

そしてこの長い文章はたった一つの疑問を呈するまでの前フリであり、読む価値のない糞文章なのである。ただし、重要なのは、この糞文章はこのばしょだからこそ消化できるものであり、それはたとえ万人の目に触れようが、僕しか知らないものになろうが、価値としては一銭も変わらないのだ。
つまり、どのような扱いになろうと、この文章の価値はゼロ円であり、それはどれだけ長く書こうが、短く書こうが変わらないのである。それがこの蒼一式というブログなのだ。

更にいうと、今回はその疑問がでてきましたよ、というところまでで終わっており、結論はでていないのです。さあ、どうしましょう?というところで終わるのだ。
なんでもかんでも物事に価値を求めては駄目なのである。それはただのうっとおしい人だ。そして僕の今回の記事もそれに匹敵するうっとおしさなのだということを自覚し、今日は筆を置く。

チェンジリング 

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(2009/07/17)
アンジェリーナ・ジョリージョン・マルコヴィッチ

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またイーストウッドの傑作を一つ見てしまった。

一番初めに、これは真実の物語、つまり実話だというテロップが表示され、そしてイーストウッド作曲の印象的なジャズの調べが流れる。
1928年のロサンゼルス。主人公であるクリスティーナ・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)の朝の目覚めから映画は始まり、今から考えるととても信じられないような異常な物語が始まる。
クリスティーナが女で一つで育ててきた一人息子、ウォルターの失踪から事件は始まる。
五ヶ月後、ロス市警によって発見されたウォルターだが、それはなんと全くの別人だったのだ。驚くべきは、そのミスを一向に認めようとしない警察の腐敗体質であり、そんなことが現実に起きていたと考えると恐怖を感じざるえない。
この物語はクリスティーナが、母親として息子を探す戦いの物語というわけだ。

クリスティーナの一貫した目的はもちろんだが、それに絡み合う複雑で怪奇な事件の背景もまたすさまじい。
本物のオーウェンには何が起きたのか。警察の腐敗がクリスティーナに何をもたらすのか。そして物語中盤で新たに恐ろしいもう一つの事件が発覚するのだが、それはここでは伏せておこう。
だがその全てはあまりに壮絶だ。多分どれかの題材ひとつをとっても十分に一つの映画を作れるだろうに、それが三つ四つほど重なりあっている。しかも繰り返しになるがこれは実話だというのだから、当時のロサンゼルスとはなんという所だったのやら。

この凄まじい物語を映画として簡潔にまとめたイーストウッドは流石職人技というべきで、その構築能力の高さはやはり際立っている。この人の衰えなさぶりこそ本当は凄まじいのじゃないか。
この人の映像は、どことなく色が印象に残る。トリッキーな色使いではなく、あくまで抑えた淡い色なのだが、それこそこだわりを感じる部分である。あくまで自然と映画の中へ導くやりかたがスキです。
主演のアンジェリーナ・ジョリーも、今まで観てきた中で一番いい演技だったし、ジョン・マルコビッチの語り口調も実に印象的。あと余談だが病院の看護婦連中がどこかでみたことあるような気がする人たちが何人かいたのだけど、それが思い出せない。
凄まじい物語とはいったが、直接的におどろおどろしいというわけではなく、あくまで本質は母親のドラマである。じっくりと腰を据えて、真剣にみていただきたい。真剣な相手には、こちらも真剣に構えるべきだ。

スパイダーマン3 

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(2009/06/03)
トビー・マグワイアキルステン・ダンスト

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スパイダーマン現時点での最新作です。

前作ラストでああなってこうなったピーターとMJ、そしてハリーの三人。
一作目から予感されてきた戦いにとうとう決着がつくわけです。
が、ここにきて登場する悪役がなんと同時に三体。一作目、二作目と無理の無い着実な映画つくりがされてきたわけで、いきなり三体同時参戦などという豪華な演出をうまくまわすことができるのか?というのが公開前の気持ちでした。

結論からいうと、僕としてはイマイチな出来でした。
個々の悪役はもっと掘り下げれば魅力がでるはずなのに、どうにも三部作のラストだからということで多少無茶しすぎてる感は否めないのでした。

因縁の敵、グリーンゴブリン
憎むべき仇、サンドマン
そして黒い蜘蛛、ヴェノム。
それぞれじっくり料理すればすばらしいご馳走になっただろうに、ただの歯車になってるなあという感じがして少し残念ではありました。

つまらないわけでもないんだけど、1,2と続けてみてきたファンとしてはやはり不満の残るところだったわけです。
とはいえ、スパイダーマンが空を飛ぶのはあいかわらず楽しいし、1,2と観てきたからこそ見るべき価値があるといえるかもしれません。

さてスパイダーマンはこれから4の製作も予定されているようですね。主役はトビー・マグワイアじゃなくなると誰かからききましたが、いずれにせよ楽しみな作品の一つであることにはかわりありませんな。さてどうなることやら。